11/7(日) 豊田レディースフットボールクラブ

reported by 川邊 健一
チャレンジリーグ入替戦出場チーム決定戦第3節(45分ハーフ)
スフィーダ世田谷FC 3 0
3
前半
後半
0
0
1 豊田レディースFC

8 山田ゆり香
24 薄田春果
8 山田ゆり香
得点経過
71min
75min
83min
30 シュート数 2

チャレンジリーグ入替戦第3節、、、遂にこの大会も佳境を迎えた。昨日までの結果を受け、私達は、勝てれば2位以内確定、引分けはHOYOスカラブFCと吉備国際大学の結果次第、負けは豊田レディースに可能性を残す、ということになった。
第1節、第2節と連勝した吉備国際大学はすでに2位以内を確定させており、今日の試合は勝ても負けても、結果が揺るぐことは無いが、他の3チームには全て可能性が残されているという状況の為、どのチームもモチベーションは高くなることが容易に想像できた。


試合はシュート数を見れば圧倒的に見える。しかし、決して圧倒的ではなかった。得点を奪わなければいけないという重圧の中、相手も勝てれば可能性が十分あるだけに必死に私達の攻撃を跳ね返し続けた。

私達は今大会軸となる6選手選手をフル出場させ、それ以外の選手達は日替わりで起用してきた。疲労の蓄積を防ぎ、体力的なアドバンテージを得るためだ。それもあり、前半は温存していた#8山田を後半の頭から投入し、より主導権を握る為に、より攻撃的に闘う為の選択を行った。
しかし、それでも時間ばかりが刻一刻と過ぎ去り、なかなか得点を奪うに至らない。シュートが決まらない焦りから、自然とミドルレンジからの早目のシュートが多くなり、崩しきれないシーンも増えて行ったが、#8山田が均衡を破るシュートを決め、流れは一気に傾いた。チームから固さが抜け、より自然な攻撃を仕掛けることで、ゴール前に侵入する回数が明らかに多くなり、すぐに加点し、3点目もうまく崩して奪うことが出来た。



なかなか得点が入らない戦況の中、焦りばかりが先行したのは事実であるが、それを跳ね除け、選手達は堂々と闘ってくれた。是が非でも欲しかった勝利を手に入れ、私達は2位以内を確定させ翌週から始まる入替戦への出場権を獲得することが出来た。

全国各地の強豪チームが集う大会だっただけに決して簡単な大会ではなかったが、それでも選手達は多くの応援者の方々の想いを背負い、最後まで真剣にサッカーと向き合ってくれた。とりあえずこの大会は結果を残し、東京へ帰れるが、ようやくスタートラインに立てただけだ。。。それは選手達も十分に理解している。入替戦を勝ち抜いて初めて結果が出せたと言えるわけであるから、今回で学んだ経験を、次に繋げていきたい。

たった3日間の闘いであったが、レベルの高いチームと本気の真剣勝負を3試合も出来たことはチームの成長に繋がったと実感してる。苦しかっただけに意味があった。

早速、頭を切り替え来週へ向けた準備に入りたい。

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