7/4(日) 東京学芸大学

reported by 川邊 健一
全日本女子サッカー選手権大会東京都予選1回戦(35ハーフ)
スフィーダ世田谷FC 4
2
前半
後半
0
0
東京学芸大学

18 山田ゆり香
2 福原菜緒
6 松原萌
11 笹子正恵
(FK) 7 森仁美
8 仲優希
得点経過
前半
前半
前半
前半
後半
後半

27 シュート数 1

全日本女子サッカー選手権大会東京都予選が開幕した。毎年、7月の第一日曜日が初戦に当たるが、年間を通じて最も苦しい日が今日だ。それは高校生選手達が試験真っ只中ということ、そして、何より梅雨に入りたての時期で気温と湿気に身体が慣れず動けなくなるためだ。相手も同じ条件とは言え、クラブチームの難しい所か日頃夜間練習がメインのスフィーダにとっては日中の日差しと湿度が最悪の天敵となる。昨年も初戦で日本女子体育大学と対戦しPKに持ちこまれてしまったのが記憶に残っている。

今年の1回戦は2部リーグに所属する東京学芸大学さん。今年も良い具合に天候が晴れ、尚且つチームは怪我人を含む11名とギリギリのメンバー構成となってしまった。
しかし、相手も人数が少なく10名と言うこともあり常に数的優位で闘えたのは有り難かった。私達は、今日に至るまでいくつかのトレーニングマッチなどを重ね、現状のメンバーで編成できる闘い方を模索していた。一回戦を勝つ為に、一歩一歩階段を確実に踏みしめて上がる為に、準備してきた。基本的な戦術、哲学は今までと変わらないが、微調整を施し先へ繋げて行く闘い方をトレーニングしてきた。

準備してきたこともあり、ピッチ上でチャレンジしたかったことは出来た。中には狙い通りのゴールや、ゴールへの道筋を立てた連携も観られ、攻守において課題を克服しながら試合を進めていけたのは良かった。内容的にはボールをゆっくり保持していた為、見応えはなかったかもしれないが、複数の美しいゴールがチームの道筋を映し出してくれていたように思う。

一回戦は主導権を握りながら、毎年一番苦しい一日を突破できたことが、まず一番大事なことだろう。来週からはメンバーも揃い臨戦態勢で試合を行える。一試合一試合無駄にしないよう着実に歩みを進めて行くことだけを考えて行きたい。

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