5/30(日) 小平SC

reported by 川邊 健一
東京都女子サッカーリーグ1部リーグ第2節(40ハーフ)
スフィーダ世田谷FC 2
2
前半
後半
0
0
小平SC

(FK) 6松原萌
18山田ゆり香
22海老澤桃子
19越前屋友香
得点経過
16min
26min
48min
53min

20 シュート数 6

東京都女子サッカーリーグ第2節は、小平SCさんとの一戦であった。相手は第1節に優勝候補の慶応義塾大学に4-2で逆転勝利を納めているチーム。もしここで私達も敗れるようなことがあれば、相手が優勝候補になってしまう可能性が極めて高いというゲームである。
小平SCさんとは先月の大会でも対戦しており、その時は9-1で勝利を収めることが出来たが、ベテランチームが多いが故に、勝負どころで勝負を仕掛けてくる決して侮ることのできない相手だという認識を持っている。ここで勝つことが出来れば、リーグ2連覇へ向けて相当に視界が開けてくる状況なだけに危機感を持ちゲームに入った。

このようなゲームの場合、相手のストロングポイントを確実に抑え、その上で自分達の良さを出して行くことが必要。私達が現在取り組んでいる戦術が相手のシステムを上回れるか?ということが最大のポイントだと認識していたが、そういう意味では守備戦術はある程度機能し、相手の良さを消しながら闘うことが出来たように思う。
しかし、その反面、戦術に縛られ過ぎ、攻撃時に個々の良さを引き出し合えていない状態にあるのも事実。守備戦術からの攻撃戦術への切り替えが遅く、尚且つ、それぞれに個の良さを引き出して行こうという意識は薄かった。その部分が向上してくれば、更に良い攻撃も出来るだろうし、得点もより多く挙げることが出来るだろう。

後半もチャンスは作っていくが、怪我人などを下げたりなどしたことにより多くの時間を前半とは違うメンバーで闘った為、一概に改善できたかどうか?という判断を下すことは出来ない。これは次の試合へ向けた課題として考えて行きたい。課題を克服した時、FWの選手達がもっと得点を奪えるような環境になると思っている。

今節も勝てたことは良かった。危なげない試合ではあったが、勝てたことにより目標に対して大きく前進したと言える。第3節も来週に迫っているが、守備から攻撃への切り替え速度やもっと個性を存分に発揮した厚みのある攻撃を課題と捉え、1週間の準備期間を有効に使って行きたい。大事な大会も迫っていることだし、今は一分一秒を無駄にせず、確実に歩みを進める必要がある。

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