5/16(日) スフィーダ世田谷FCユース

reported by 川邊 健一
東京都女子サッカーリーグ1部リーグ第1節(40分ハーフ)
スフィーダ世田谷FC 1
8
前半
後半
0
0
スフィーダ世田谷FCユース

(CK) 15 岡田あやめ
7 森仁美
(CK) 14 赤羽紗里
8 仲優希
14 赤羽紗里
4 田中麻里菜
4 田中麻里菜
14 赤羽紗里
14 赤羽紗里
得点経過
18min
43min
47min
66min
73min
75min
77min
79min
80min

32 シュート数 1

東京都女子サッカーリーグ開幕戦は、今年度より1部リーグに昇格してきたスフィーダ世田谷FCの下部組織に当たるユースチームとの対戦であった。同じ組織同士の対戦と言うことで、手の内が分かれば、戦術も何もかも共有している。また、下部組織との対戦はやり辛さもあるが、トップチームが果たそうとしている目標の前に立ちはだかる1つのチームとして気持ちを整理し闘った。試合前の気持ちとしては、怪我人だけは避けたい、、、それが強かった。


開幕戦は同門対決…

下部組織より加入した#22海老澤

前半、開始直後より相手ゴールに迫り、いくつかの決定機を迎える。ファーストチャンス、セカンドチャンスとどれも決定的なシーンであったが、ある意味いつも通りに枠を捉える事が出来ず、これまたいつも通りに負のスパイラルへと陥っていく。
今のチームはチャンスをチャンスだと思っていない傾向が強い。チャンスは常に巡ってくるものではない、チャンスを活かすか、活かさないかで何事においても大きな違いがある。確かにトップの今置かれている環境を考えればチャンスのようなものは何度も巡ってくる。しかし、それはあくまでも現状に納得してでの話であり、私が常に見据えてるのは、もっと先の部分である。チャンスを外し「次!次!」と良く声をかけるが、次は無いかもしれない、、、そういう緊張感の中で試合をしていかないといつまで経っても現状のレベルにとどまってしまうように思う。

後半、ハーフタイムを挟み戦術的な指示(守備)を与え、現在のチーム状態(戦術・意識)がどれだけバラバラで、かみ合っていない部分の修正を試みた。ゴールデンウィークの遠征で身に付けた守備戦術が、試合から遠ざかることで調整が必要な状態にまで後退していたのは残念であったが、遠征で一気に変化が見れるのは当然のことであり、ここから良くも悪くも波を越えて行き自分達の力にして行けば良いと思っている。
修正後、大きく良くなったわけではないが、チームの連動性は若干良くなり、結果的に良い守備から得点を重ねる結果となる。結果的に後半で8得点したが、同じような展開のゲームが約1か月前にもあったように思う。サッカーにおける流れを活かせるか、活かせないかで、そのゲーム自体が大きく顔を変えてしまうが、それがサッカーなんだと思っている。
サッカーは生き物であり、常に難しさはあるが、それをどう操り、どうさばいて行くかが今後のポイントなのかもしれない。


怪我からの復帰戦#19越前屋

怪我からの復帰戦#6松原

何はともあれ勝ち点3を挙げられたことがトップチームにおいては最も重要なこと。そして、次に双方に怪我人が出なかったことも重要だ。
また、怪我から復帰したチームのキープレーヤー2選手がいたこともポジティブな要素であり、このゲームから新加入した下部組織の選手をスタメンから長い時間、調整させることが出来たのも良かった。ここからシーズンは本格的に始まるわけだが、長いシーズンを闘い抜く為に、次の練習から少しでもチームのレベルを上げて行きたいと思う。

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