3/21(日) 吉祥女子中学・高等学校

reported by 川邊 健一
東京都女子サッカー大会予選リーグ第2節(25分ハーフ)
スフィーダ世田谷FC 3
4
前半
後半
0
0
吉祥女子中学・高等学校

9 内山朋香
(CK) 7 森仁美
(PK) 16 田中真理子
16 田中真理子
9 内山朋香
(CK) 9 内山朋香
13 野村紗也香
得点経過
17min
20min
23min
30min
33min
35min
39min


17 シュート数 0

東京都女子サッカー大会予選リーグ第1節は、吉祥女子中学・高等学校との一戦。現在の段階で、新戦術をどこまで表現できるかを最も重要なポイントとして臨んだ一戦である。

本日は、招待大会の関係で監督不在の中、選手たちがどれだけゲームを組み立てられるか、そして、25分ハーフという普段の半分の時間の中での、チーム内競争を勝ち取るパフォーマンスの2点に注目した。

メンバー12名のうち、故障者や受験明けの選手が複数いる構成であったため、多少の不安要素を抱えた初陣ではあったが、無難に試合を進めていく。しかし、短い試合時間と選手たちの体内時計にギャップが生じていたのも確かである。序盤から危なげのないローペースなポゼッションを行うことは、決して相手に脅威を与えるものではない。ポジショニングのバランスが悪く、よいリズムでゴールに向かうシーンが少なかった。ボランチの関係と、ボールを集める場所を指示し、徐々にトレーニングの成果が出始めると、すぐに得点に結びつけることができた。この時点で本日の試合の反省点が出たことになるが、やはり相手が予測できる攻撃を繰り返していては、身体能力以外に頼るものがなかった。この先制点を皮切りに、およそ5分間で2得点を追加することができ、5分間のハーフタイムに。

休む時間というよりも、お互いで話す時間が短いため、話し合いをほどほどにして2点伝えた。
(1)ボランチとDFの距離感を修正し、中央の展開を増やすこと。
(2)守備意識の再確認・再徹底。
前半は(1)と(2)の悪循環により、カウンターを受けるシーンがいくつかあり、効果的に前線に運べることができていなかった。しかし、先制点を奪うあたりからは選択肢を確保できていたため、この継続を指示して後半に臨んだ。

ハーフタイムに足りなかったコミュニケーションは、選手同士で補いながら、守備と攻撃の徹底事項に則って良いスタートを切ることができた。後半開始の5分後から、10分間で4得点を追加し、前半よりも得点を挙げられたことが、修正できた証であったと思う。

これでグループリーグ初戦を、7?0で終えることができた。後半は守備からリズムを生み出し、高い位置からチャンスを多く作り出せた。ある程度の決定力が伴っていたことも、昨シーズンと比べると高く評価できる。相手の守備網を崩しての得点が2点、セットプレーからが3点、ミドルシュートと詰めで2点というように、各ポジションの選手が得点に絡み、得点者もばらけていたことは、得点を挙げたときに選択肢が多く作れていて、連動できていたためである。

しかし、課題もはっきり出た。
(1)ボランチの位置関係や周囲とのバランス。
(2)全体的にパススピードが遅く、弱いため、連携を連続して行えない。
(3)守備面の徹底と、強化。
の3点である。そして、(4)を挙げるとするなら、新しい連携が生まれなかった、ことである。ということは、本日の得点はトレーニング通りのパターンであり、それ以上の発想が出せなかったといえる。ぜひ、選手たちには、結果に満足しないことと、チーム内競争を勝ち取るために、さらに努力してもらいたいと願う。

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