12/13(日) FC駒沢女子

reported by 川邊 健一
東京都女子サッカーリーグ1部リーグ第8節(40分ハーフ)
スフィーダ世田谷FC 0
2
前半
後半
1
0
FC駒沢女子


9 小笠原かすみ
17赤羽紗里
得点経過
29min
45min
75min

12
10 シュート数 5

東京都女子サッカーリーグ第8節、リーグ最終戦である。前回の試合で最終節を待たずに優勝を決めていたことから、このゲームは勝敗に関わらず、結果は揺るがない状況であった。しかし、私達は1月9日(土)から行われる関東女子サッカーリーグ入替トーナメント大会へ照準を合わしている為、このゲームもチーム強化を図る上では重要な位置付けにあった。
入替戦では、1回戦にもしも勝てた場合、翌日も試合が続くことになる。その連戦を想定し前日にJEFユナイテッド市原・千葉レディース(なでしこリーグ1部リーグ)さんにご招待頂き、トレーニングマッチを行うなどして2連戦へのイメージを付ける作業を行った。
しかし、前日の相手は格上の相手であったが故に、相当走らされたのは言うまでもない。だからこそ意味のあるゲームであると思っていたが、今回は自分達に多く反省が残る内容となってしまった。。。

1部リーグ最終戦12:30Kick off

ハーフタイムで4選手同時交代

昨日のゲームは戦術を意識した中での効果的なプレーも多少なりともあり、多くのことにチャレンジできた試合ではあった。これまでのトレーニングの成果としては悪くなかった。しかし、今日は昨日のゲームで消耗しきったこともあり、身体が全く動かない…年間を通じてワースト3には入る程の良くない内容であった。特に前半は救いようがないほどに酷かった。
肉体的なものや優勝が決まっているという精神的なものも少なからずあったとは思うが、それについては試合前に散々選手達に伝えた。疲れていたのは事実だろう…しかし、それを言い訳に出来るほど闘えていたのか?それは疑問の残るところである。

ハーフタイムに4選手を一度に交代させ、その4選手が流れを変えてくれることに期待した。選手達には丁寧にプレーするように、サイドを使うようにと手短に話をした。

後半、開始直後にサイドを崩し同点に追いつく。前半よりも内容的には若干良くなったが、理由としては、交代選手が入ったこと、選手達が疲れた身体に鞭を打ち一歩踏み出す努力をしてくれたこと、などである。結果的に終盤にもサイドを切り崩し勝ち越し点を挙げ、何とか全勝優勝という形で締めくくることが出来た。

鼻骨陥没骨折から復帰のバットマン#16野村

1年間応援ありがとうございました

私は疲労があるとか、ないとか、そういうことを言い訳にしたくない。ただ、動けなかったのも事実である。それでも技術も戦術も闘志も全ては”ハート”がベースにあり発揮される。その土台の部分がなければ良いゲームなんて出来るわけがない。選手達は決してやる気がなかったわけではない、一生懸命にプレーしていなかったわけでもない。それでも今日の内容は言い訳に出来るほど自分と闘えていたわけでもない。リーグ最終戦だというのに、それが残念ではあったが、今の私達に過去を振り返っている暇はない。前だけを見て、前進していくことを考えなければならない。

本日をもって、1部リーグの全日程が終了し、全勝優勝という形で関東女子サッカーリーグ入替トーナメント大会に参加できることになりました。年間を通じて応援して下さった関係者の皆様方には、この場を借りて改めて御礼申し上げます。誠にありがとうございました。

今シーズンも残すところ1ヶ月後の関東リーグ入替トーナメント大会をもって全日程が終了します。引き続きご支援とご協力のほど宜しくお願い致します。

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