11/22(日) 小平SC

reported by 川邊 健一
東京都女子サッカーリーグ1部リーグ第7節(40分ハーフ)
スフィーダ世田谷FC 2
6
前半
後半
0
1
小平SC

15 田中真理子
(FK) 7 仲優希
18 峯本千鶴
9 小笠原かすみ

4 田中麻里菜
8 福原菜緒
15田中真理子
17赤羽紗里
得点経過
6min
27min
43min
48min
55min
55min
56min
60min
68min






24 シュート数 4

東京都女子サッカーリーグ第7節。相手は今季初対戦の小平SCさん。高いレベルの選手が多数在籍しており、毎回対戦時には苦戦を強いられるチーム。
スフィーダにとっては、このゲームを引き分け以上の結果で1部リーグ初優勝が確定、関東リーグ入替トーナメント大会への出場権を獲得することができる重要な試合。まだ第8節も残していることから、仮にこのゲームを落としても優勝を逃すわけではないという心の余裕はあったものの、それが油断になることなく、先の関東リーグ入替トーナメント大会を見据えた戦術を採用し、このゲームも有意義なゲームと出来るよう取り組むことを狙いとしていた。

本日も複数のポジションを担当#8福原

腓骨骨折から3ヶ月弱で超回復した#10畑中

前半、新しい戦術を試みることだけを徹底し、それがどこまで相手に通用するのか?確認する作業を行った。また、後半に入る段階で戦術を通常のものに戻し闘うことで、相手に生じる混乱はあるのか?また自分達も自信も戦術の大きな変化に柔軟な対応ができるのか?ということを確認したかった。
しかし、新たな戦術(詳細は伏せる)への実践というか、意識をしているのは伝わってきたがトレーニングしていない技術であったため、技術が伴わなかった部分が正直ある。トレーニングこそしていなかったが、難しいことを要求したわけではないので、出来るだろうと踏んでいたのだが、やはり練習でやっていないことは試合で出来ない、ということを痛感した前半だった。もちろん中には相手に脅威を与えられるプレーや意図的なプレーもあり、初の試みとしては、色々と確認できたということで納得できる結果であった。

後半、一気に従来の戦術に戻すこともあり、メンバー変更を3名行った。結果的に前半2得点、後半6得点ということで、慣れ親しんだ戦術の方が合っているのは勿論なのだが、これからチームとしての幅を広げて行くという意味では、今回のチャレンジは避けては通れないところだと言える。立ち上がりは自分達自信が対応できていないこともあったので、修正の必要がある。

本日、唯一の2得点を挙げた#15田中

新しい助っ人#22薄田(中2)デビュー戦

今回のゲームより肋骨骨折&側副靱帯部分断裂から1カ月振りの復帰を果たした#9小笠原(後半フル出場)、重度の鼻骨骨折より2ヵ月半振りの復帰を果たした#16野村(後半フル出場)など重症の選手達が続々と戻って来てくれたことが非常にポジティブな一因だ。また一番重症だった#10畑中も超人的な回復を見せ、3ヵ月弱という短い期間で腓骨骨折から復帰を飾った。30分弱の出場時間ではあったが、随所に個性を発揮できており、チームにプラスの要素を与えてくれるプレーが見れた。

ようやく、出場不能選手0人の状態に戻れた。そして、優勝も飾れたわけだから、ここから関東リーグ入替トーナメント大会へ向けて本格始動という形になる。残された期間は決して多くはない。しかし、限られた時間の中で、今年1年間で培ってきた力を存分に発揮できるように作り上げていきたいと思っている。この1年間の集大成として、最高の状態で本番を迎えたいと思っている。

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