9/13(日) SOCIOS FC

reported by 川邊 健一
東京都女子サッカーリーグ1部リーグ第4節(40分ハーフ)
スフィーダ世田谷FC 1
1
前半
後半
0
0
SOCIOS FC

4 田中麻里菜
9 小笠原かすみ
得点経過
17min
61min

# シュート数 #

東京都女子サッカーリーグ第4節が行われた。相手は古豪SOCIOSさん…苦戦は必至であり、後期の第一関門だと考えていた。
縦110m×横50mのグラウンドであったためサッカーに工夫が必要と考えていたが、それよりも何よりも試合が出来る場所を提供&準備して下さった若葉総合高校の先生を始めとする生徒の皆さんに感謝したいと思います。この場を借りて御礼申し上げます。誠にありがとうござました。

13:20晴天の中、キックオフ

2度の鎖骨骨折から復帰した#7仲

先週の第3節は正直なところ選手の負った怪我で試合どころではなくゲームに集中することが出来なかった。普通であれば怪我はトレーナーに任せ、私は気にしないように出来るのであるが、大事な関東大会前に主力選手の腓骨骨折があったりなど緊急事態的な雰囲気があったため、これ以上の主力選手の離脱は厳しいと本能的に考えてしまった自分がいた。。。
それでもこの1週間で何とかチームを立て直してきた。それをこのゲームで発揮することが最重要ポイントであり、主要選手を欠いた状態でも自分達のサッカーが出来なければいけない。ただ、これは言い訳になるが、横が狭いピッチということで、そこへの工夫が何よりも必要になってしまった。急きょ試したことのない3-3-3-1にシフトを変更し、出来るだけ選手間の距離を広げるなど対応した。それが思いのほか当たり、前々から試してみたいと思っていたことを本番の舞台で試すことが出来たのは収穫であり、そこに成果を感じることが出来たのも収穫だった。
システムは所詮システム…されどシステムはサッカーを表現する上で最も大事なものなのかもしれない。もちろん、それに対応できなければ何の意味もないが、これまでの活動で柔軟に対応できるだけの下積みがあってこその結果だったように思う。



今日もシュート数だけが積み上げられ、スコアは積み上げることのできない試合であった。どんなに外してもとりあえず勝ち進んでいることは評価に値すると思うが、相手が諦めるだけの点差に広げていくことが今後の課題だと思っている。どんなに試合を支配しようが、主導権を握ろうが、スコアが開かなければ相手は闘志を失わずに向かってくる。だから、苦しそうなゲームに映ってしまう。それにこれから先の相手には今のままでは厳しいのは確か。だから次の関東大会までに課題を克服し、今のチームで勝てる準備をしたいと思っている。

先週の試合に引き続き、今日のゲームでも#7仲が貢献してくれている。まだまだ本調子ではないが、闇の中に見出せた一筋の光明に希望をもちたいと思う。

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