7/18(土) 東京女子体育大学国立FC2001

reported by 川邊 健一
全日本女子サッカー選手権大会東京都予選3回戦(35分ハーフ)
スフィーダ世田谷FC 1
4
前半
後半
0
0
東京女子体育大学
国立FC2001

17 赤羽紗里
11 内山朋香
(FK) 15 田中真理子
(CK) 4 田中麻里菜
9 小笠原かすみ
得点経過
32min
45min
51min
63min
67min
13 シュート数 1
7 CK 0
1 GK 8

新型インフルエンザの影響で遅れていた3回戦が行われた。明日、準決勝が行われるため、それまでに消化しなければならず、本日19:15キックオフで東京女子体育大学国立FC2001と対戦した。今日のゲームに勝った場合、翌日14:00キックオフで準決勝が行われる。本日の試合終了から15時間後には体力的な回復を待たずに闘うことはあまりいい状態とは言えず、夏場の二連戦をどのように切り抜けるかを考えていた。大会本部の配慮により夜間の比較的過ごしやすい時間でのキックオフとなったが、その反面、試合と試合の間が少なくなってしまった。この15時間で立川から帰宅し、入浴し、食事をし、睡眠をとる。12:30には集合していなければいけなく、少なくとも各自11:00には自宅を出ることになる。疲労を抜ききるのは難しい状況だ。ただ、この新型インフルエンザは天災であり、誰が悪いわけでもない。やむを得ない事柄として今置かれている状況で最大限工夫することが必要だと考えていた。


今回の試合と翌日の試合を二分割で考えるのではなく、一つの試合と考えた時に選手達をどれだけ休ませることが出来るか?ということがポイントだと認識していた。その為、翌日に試合出場時間が長くなるであろう選手はハーフで交代させるゲームプランを立てていた。但し、前後半で明らかに力が変わるのは避けたかったため、出場時間が長くなるであろう選手を半分出場させ、半分はベンチに置き、それらの選手達を前後半で総交代させる手法を選んだ。決して相手を侮るというわけではなく、あくまでも自分達のチーム力を信じ、翌日のゲームも一つのものと考えた結果、このような手法を用いたわけだ。負けてしまえば終りのトーナメント式の大会において、言わばギャンブルのような闘い方ではあるが、私達になら必ずできると信じ、また、私も選手達の力を信じ、この戦術で闘うことを決断した。


試合は、相手の徹底したロングボール、また、ロングボールが配給出来ない際は一度タッチラインへ逃げ守備陣形を整える、という戦略にはまる形でなかなか思ったように攻撃が出来ない。前半は終了間際にようやく1得点し、なんとか1-0で折り返すことが出来たが、正直なところ、もう1、2点は欲しかった。それもあり交代に躊躇する部分もあったが、後半5分(40min)に一気に交代を行った。全ては選手達の力を信じてだ。そこで出場した選手達が結果的に結果を残し、後半は2点目を取った段階で勝負が付いた。その後は相手の集中力が切れたところで立て続けに得点を重ね5-0という快勝の結果を得ることが出来た。

今回のゲームは、スフィーダの”チーム力”を問われるゲームであったが、そういう意味では合格だったと言えるのかもしれない。選手を休ませながら闘うことが出来た。そして、結果を得ることもできた。一発勝負が故に何が起きても不思議ではないが、それをチーム一丸となり乗り切れたことは有意義な出来事であると思っている。

これで明日に向けて出来る限りの準備を行うことが出来た。後は明日の後半戦とも言い替えられる試合を乗り切るだけだ。ここまでくれば、体力がどうだ、とか疲労がどうだ、などと言っていられない。ベストな状況を自分達で作り出せたのだから万全な状態で闘うまでだ。
準決勝の立川FCは今季新加入選手も複数おり、非常に力を付けてきている攻撃的なチームである。6月に行ったリーグ戦では非常に苦しめられた。しかし、私達は明日も必ず勝ち、昨年果たせなかった決勝戦へ進出したいと強く願っている。

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