4/19(日) 東京アルテミス ○9-0(6-0、3-0)
reported by 川邊 健一
東京都女子サッカー大会も予選リーグを終え、決勝トーナメントに入った。1回戦(準々決勝)は、レディース(30歳以上)のカテゴリーで日本一を目指し本格的な活動を行っている東京アルテミスであったが、スフィーダもママさん部を保有していることもあり、一度は自分の目でどういうチームなのか確認したかった。極めて日本一に近いチームであり、元なでしこリーガーや体育大学卒業のアスリート選手達によって構成されるチームだと聞いている。よって、今回は非常に良い機会となった。
私達としては、予選リーグから決勝トーナメントに移るまでの期間、2週間という時間があった。この2週間の間で、少しでもチームの完成度を上げるべく、徹底してチーム戦術の部分に着手してきた。今回のテーマはまさに2週間かけて取り組んできた成果を発揮すること、それだけだった。どれだけテーマに沿った闘い方が出来るか?トレーニングしてきたことをどれだけ表現できるか?手応えは感じていたので、色々な意味で今日の試合は楽しみにしていた。
試合は前半6点、後半3点を取り、快勝することが出来た。また、トレーニングしてきたことを表現出来ている部分もあり、意味のあるゲームであった。しかし、相手にこそアスリートとしての素晴らしい姿勢があったという印象が強く残った。前半で6得点し、もはや勝負はついていた。それでも相手は自分達の姿勢を崩さず最後まで闘っていたように思う。私達も手を抜いたわけではない。常に全力を出し、全てを1試合に懸ける姿勢を持っていたはずである。試合は終始支配し、相手こそ精神的にも肉体的にも苦しいはずである。しかし、私達は後半で相手に対応され3得点しか奪えなかった。自分の目で確認し、相手が日本一に極めて近いレディースチームだということを納得した。素晴らしいチームであった。スフィーダの若い選手達は、アルテミスの方々に負けないように更に努力しなければならないと痛感するチームであった。
これで次は来週26日(日)に早稲田大学と準決勝を行えることになった。良いゲームになるよう1週間の時間でもう一歩成長したいと思っている。
最後に話は変わるが、1週間前に2度目のメディカルチェックを行ったが、データは大きく向上していた。個の肉体が、よりアスリート向けへ進化&改善したことは喜ばしいことである。数名は、まだ改革の余地があるデータとなってしまったが、今後も肉体改造を継続し全員がアスリートの肉体を手に入れたれるようにしたいと思う。