3/30(水) 横須賀シーガルズU-15

reported by 川辺

横須賀サッカー協会女子委員長杯2日目の初戦は先日対戦した横須賀シーガルズFCのU-15チームとの対戦。この試合に関してはある程度の力関係が把握できていたので小学生5名を追加で帯同し、またスフィーダU-15チームからも何名か帯同し試合に臨んだ。しかし、これも大会の1つの試合であり、ここを落とすことは目標である『優勝』からかなり遠ざかることを意味する重要な試合。小学生を最初から5名同時起用したが、この試合がどれだけ重要かを説明し、また、このようなプレッシャーの圧し掛かる試合において、プレッシャーの中でいかなるパフォーマンスを発揮してくれるのか?ということが最大の焦点であった。
前半、さすがに緊張の為か動きが重く難しい試合展開になっていく。相手は非常に優れたパス交換から再三ゴール前に迫ってくるが、局面局面では踏ん張りを見せ何とか対応してくれた。その後、徐々に堅さが取れ、個々が非常に高い個人能力を発揮し始める。個人技では十分に通用していたと思う。存分に個性を発揮し、自身の能力の高さを証明して見せた。
後半、トップチームの10名の選手を15分ずつに分け半分ずつ出場させた。結果、周囲のパフォーマンスは向上し相手を押し込む展開が続く。この試合は引き分けすら許されない試合であったが、後半14分頃にようやく押し込み1-0。その後も押し込むものの得点が奪えずに1-0で終える。相手に失点を許しそうな局面も存在し、非常に難しい試合であったが、当初のプラン通りに試合を進めることが出来た。
この試合では小学生の5名が全員活躍してくれたが、これはスフィーダという組織にとって非常に嬉しいことである。この選手達も間違いなくチーム内の争いに入ることができる。これはチーム力のアップを意味し、また、更にメンバー争いが激化するということを意味する。レベルの高い小学生達によって高いレベルでの健全な争いを可能にしてくれた。今後が楽しみな選手達だ。新中学2年生もレベルの高い集団とし期待されている学年であるが、この新中学1年生もスフィーダ史上初のセレクションを突破してきた選手達なだけにレベルは高い。毎年、入部選手達のレベルが上がっているのは間違いない。上の学年の選手達も大きなプレッシャーを感じることとは思うが、より高いレベルを目指す上での環境は整ったと思っている。

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