5/29(土) FC杉野JY
reported by 川辺
この日は実に約1年ぶりとなる男子中学生のクラブチームと25分×5本(5本目のみ20分)でトレーニングマッチを行った。久々の男子中学生との試合であったが過去の対戦では男子の身体能力の前にどれも苦戦を強いられていたが今回は1年生ということもあり逆に身体能力では上回れるのではないかと予想していた。しかし、この日は東京選抜等で多くの選手が不在であったために予想以上の苦戦を強いられる結果となってしまった。
1本目から5本目までを通じどれも選手達から試合に対する緊張感は感じ取ることが出来ず、どこか試合に集中していない感じが受け取れた。当然それが結果として反映され1本目は0‐2という展開。その後、スタッフの厳しい指摘を受けた選手達は試合に対する緊張感を持ち始め3本目は逆に3‐0という結果。ここからも理解できるように試合に対する気持ちの持ち方1つで試合の結果は大きく左右される。これが全てではないが、技術力・組織力などを発揮するのは高い集中力が基盤にあり始めて実践される ・ ・ ・このような当たり前のことを身をもって体感できた試合ではないかと思う。
相手は高い技術力を持ち終始素晴らしい組織力を発揮してくれた。このような素晴らしい相手を前に勝つことはできたが、技術面での収穫は皆無に等しかったと振り返っている。しかし、それがトレーニングでの成果を発揮することの難しさをひしひしと痛感させえてくれた内容ではないかと思う。最近の選手達には少なからずとも日々のトレーニングが力になっていると感じられるだけのことはやってきたと思っているだろう。だが、今行っているものはそんなに甘いものではない。簡単に成功できるものではない。それらを知ることの出来たことが今回の最大の収穫であった。難しいことではあるがこれらを知ることの出来た選手達は明日のトレーニングマッチでは高い集中力で意味のある内容を残してくれるのではないかと思っている。才能は全力を出すことによってしか伸び得ることは有得ない ・ ・ ・この言葉を噛み締め明日の試合に臨みたい。