12/28(日) インターセプト
report by 川辺
先日行われた試合では久々に最悪の内容を残していただけに今回の試合に対する意気込みと闘志は感じることが出来た。今年最後の試合ということもあり、何としても内容のある勝利が欲しかった。相手は東京都1部リーグに所属する強豪チームではあるが、この日参加した選手達で勝つことが重要であった。
この日は30分×3本のスケジュールで回したが、最初の1本目の開始5分で動けなくなる選手達が数多く存在した。昨日行われたハードなスケジュールを消化したことが原因であると考えられるが明らかに落ちる体力に対し改めてフィジカルの軟弱ぶりを確認させられることになってしまった。
1本目、先日の反省点を修正すべく選手達は高い意識で試合に臨んだものの、相手の早いパスワークに翻弄されるシーンが目立ってしまう内容になってしまった。さすがにベテランチームということもあり、見習うべき部分が多かった。しかし、先制点は開始10分頃に左サイドから折り返したボールをダイレクトで決めて先制点を挙げる。この時間帯までは良い部分も多かったのだが、時間の経過と共に走れなくなる選手達に相手は容赦なく攻め込んでくる。このような時こそポジショニングや先読みでカバーしてもらいたかったが今の選手達は疲れと共に集中力が切れ、アラートな状態を保つことが難しかった。その後、得点を1本目、2本目で重ねられ敗戦を余儀なくされてしまった。
先日の試合に続き、内容のないゲーム ・ ・ ・まずまずだったのは1本目開始10分と3本目だけであった。相手は確かに強かったが選手達の不甲斐なさに情けなさを覚えてしまうことはあった。このような内容、又、このような試合は2度と繰り返してはならないと思う。言い訳をしようと思えばいくらでもできるかもしれないが、それでは本当の強さを身に付けることは出来ない。攻撃の主力選手達が多く存在しなかったという事実、体力の消耗が著しかったことはあるが、いないからこそ現状のメンバーが頑張る必要があり、勝たなければいけない試合でもあった。今回の試合では選手達に厳しいことを多く言ったが、今の選手達だからこそより高い要求をしていきたかった。当然、それが出来る選手達だと信じているからである。今ある甘えを自分達で克服し、より高いものを自ずと目指せる選手達に育ってもらいたい。これで今年の活動は終了することになったが、来年からも気持ちを常に高く保ち正しい道に進んでいきたい。そして、来年もサッカーを楽しんでいきたいと思う。