12/27(土) 東京成徳・浦和レイニータ
report by 川辺
11月3日に行われたリーグ戦より約2ヶ月ぶりとなる実戦であった。三保の森カップは挟んだものの、メンバーは14歳以下だったので実際のトップチームでの試合は実に久々なものであった。成徳とは25分×2本、レイニータとは25分×3本を消化した。
今回の試合に対し選手達は高い集中力で臨むことが出来ていた。しかし、実戦から遠ざかっていたことが試合感を鈍らせていた。気持ちが空回りするかのようにどうしてもフィニッシュの場面で精細を欠き、何でシュートが決まらないのか?と疑問を持ってしまう程、とにかくシュートがことごとくはずれてしまう。最初のレイニータ戦は非常にリズムの良い攻撃をでき、完全に相手を翻弄することが出来ていたが得点を上げられないことが流れを手放す結果となってしまった。この日、失点した4失点は相手に崩されたものではなく全て簡単なイージーミスであり得点を挙げられないことで相手を勢いづかせてしまった結果でもある。選手達の勢いや戦術的な部分で多少良かった部分はあったが久々に満足のいかない内容を残してしまった試合であった。
今回は選手達にとってとても過酷な1日になってしまったが、1つ気付かされたことがある。それは自分達の自信を打ち壊すことであり、とても重要なことである。『過信』これが今回の敗因である。どこかでリーグ優勝という結果に自分達の力を大きく感じすぎていたことは事実である。しかし、リーグ優勝で幻の強さを得ていた私達は今回の敗戦で目を覚ますことが出来たと思う。何度となく繰り返してきたことではあるが、これを乗り越えることでまた1つ成長することはできる。今は打ち崩された自信を取り戻すために日々のトレーニングするしかない。今回の悔しさを胸に秘め、また1歩確実に成長して行きたい。