12/23(火) 横須賀シーガルズFC・大和シルフィード
report by 川辺
三保の森カップの後にシーガルズとシルフィードとのフレンドリーマッチが30分1本で行われた。
シーガルズとの1戦目、守備陣と攻撃陣を入れ替えて戦った。選手個々に意識するべき点を伝え送り出す。本来攻撃の選手にDFラインを任せていたが、開始直後は何本も裏を取られ数多いピンチを迎えるが、相手のミスにも救われた。こちらもシーガルズの高いラインの裏を掻い潜り何本も抜け出す。その1本が結果的には入り、勝利を収めることが出来たがここで誉めるべきことはDF陣の攻撃能力の高さであった。普段はDFとしてチームを支える選手達が攻撃時にも大きな力を発揮してくれた。DFをやっている選手はどこでもできる!とよく言うが技術、パワー、スピードどれを取っても申し分ない能力を見せてくれた。
2戦目は予選リーグでも対戦し今大会では優勝を果たしたシルフィードとの試合であった。予選では引き分けた為、決着を付けようとのことで急遽行われることになった。
相手とは予選で引き分けたものの、力には大きな差を感じていた。しかし、実戦を消化していくことで成長してきた選手達なら予選と同じような内容にはならないのでは?と思い、期待の中で戦うことになった。確かに相手は素早いパスワークで押し込んでは来るものの、2戦目ということと実戦を消化してきた選手達は何とか対応し、シュートはほとんど打たれることはなかった。逆に少ないチャンスを生かすためにカウンターから何度かゴールに迫るが得点には至らず。緊迫した試合内容の中、またしてもお互いに得点を挙げることなく試合終了。結局、決着は付かなかったが、相手は今大会で優勝することが出来た。これが結果であることは受け入れなくてはいけない。相手の方が強いということである。チームとしてはまだまだ未熟ではあるが姉部と妹部の力が融合した混成チームは実に見応えのあるチームに替わることが出来た。選手達は今回の経験を糧に更なる成長をしてくれることであろう。