9/14(日) 東京成徳中学・高等学校

report by 川辺

2部リーグの後に行われた練習試合は25分×5で行われた。この日はメンバーが中学生大会と別れていたので15名でハードな日程をこなした。公式戦の後に行われた練習試合ということもあるので厳しい試合展開になることが予想されたが選手達は思っていた以上の精神力で戦う姿勢を見せてくれた。
1本目、2部の試合に途中交代で入った選手たちを中心にメンバーを構成、0-0。
2本目、守備陣と攻撃陣を逆にして新たなポジションでプレーさせて1-0。
3本目、疲労も限界に近付いてきてはいたが、公式戦のスターティングメンバーで戦い4-2、最初に良い流れで一気に4点を量産したが、最後の最後で足が止まったところで2失点。
4本目、選手交代は行ったものの疲労が限界に来ていたため一気に点を取られて0-3。
5本目、合計スコアが5-5だったので決着を付けた感じであったが、攻め込まれるものの1本のカウンターから何とか1点を挙げ、それを守り抜いて1-0で終了。
今回は単純に計算しても3試合半の日程を消化した。正直なところオーバーワークである。しかし、限界までやらせたことで成長できた部分はあったと思う。まず、第一に1度は一気に4得点を挙げたこと。これは公式戦の後の3本目であっただけに、いくらメンバーを本来の形にしたとしても成徳という強いチーム相手にたたみ掛けられたことは誉めるべき要素の1つである。第二に一度は体力が限界ポイントに達し同点まで追いつかれたものの、その後の1本を精神力だけで勝ちきれたことは大きく評価できる。試合は点の取り合いになったが素晴らしいゴールも見ることが出来たし、3本目の全体的なチームとしてのサッカーには魅力を感じている。
ここまでの厳しい日程を消化したことは過去1度もなかったが、この厳しい戦いを制したことが1つの自信として、チームをまた1歩成長させてくれると信じている。公式戦、練習試合とハードな日程であったが、実に充実した1日であった。やはり、選手達をより厳しい状況に追い込むことも大切である。

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