9/7(日) F.C.FALX
report by 川辺
リーグ第7節は社会人チームのFALXとの対戦であった。このチームの戦術、組織などは見たことがなく、社会人チームということもあり警戒して試合に臨んだ。相手の良いところを潰して ・ ・ ・というよりは自分達のサッカーを展開することで相手より優位に立つことをポイントとした。
前半、ここ最近の試合では開始から一気に攻め込むことで得点を挙げてきた。相手が流れに乗る前に得点を挙げ、相手の闘争心に綻びを生ませる事が目的であるが、得点したいところで得点できることで全ての試合を優位に進めることができていた。そして、今回の試合にしても2チャンス目で得点に結びつけることが出来た。今回のゲーム内容は前半に限って思い通の展開を見せることが出来た。相手の寄せが遅いわけではないが、サポートの質の向上が速く、正確なパスワークを可能にした。前半はグラウンド全体の幅を持ち、縦への深みもあった。まだまだ理想とするサッカーの50%程度しか実践できていないが、今回のサッカーを展開することが出来たことはチームにとって大きなことだと思う。チームプレーと個人の力が融合したときに大きな力を発揮することが出来た。
後半、更なる得点を狙いに行ったことが、徐々に縦へ縦へのサッカーに変わってしまった。前半に見られた横への展開が少なく、個人能力のみに頼った攻撃には限界があった。交代選手にその旨を指示し、グラウンドに送り込んだが全体の意識が『前へ』というものになっていただけに1人の交代で状況を変えることは難しかった。チャンスをはずし過ぎたということも考えられるが、必然的な結果だったと振り返っている。
今回の試合では前半に見せたパフォーマンスと後半に見せたパフォーマンスに大きな違いがあった。が、これはチームに大きな+要素を与えてくれたと思っている。前半のサッカーの質を上げていくことが今後のチームには必要である。先程にも述べたようにまだまだ未熟なサッカーであるが確実に力として備わってきている部分は多い。来週もリーグ戦の8節があるが、照準を合わせてトレーニングしていきたい。