8/24(日) 東京女子体育短期大学
report by 川辺
河口湖大会予選リーグ2戦目は4日前にも東京都リーグで対戦したチーム。4日前には6-2という結果で勝利した相手であったが、気を抜けば負ける可能性もある相手。FWには技術レベルの高い選手もいたので集中力を持って戦うことを促した。
前半、相手はうちの攻撃力を警戒してきたのか、守備的な布陣を敷き守り重視のカウンター攻撃を仕掛けてくる。押し込むことは押し込むのだが、約9名が常にディフェンスをしているような状態なので攻め込むスペースすらない。次第に強引に突破しようとしだす選手達に焦りが見え始め、落ち着かない展開になってしまう。しかし、前半の終盤にはスペースのない地上戦を避け、ループパスから抜け出すことに成功。GKが飛び出してきたところにFWが落ち着いて流し込み先制点を奪う。後半も更なる得点を奪い勝負を決めたいところであったが、選手達の消耗は激しく最後の詰めが甘くなってしまう。結局、1-0で勝つことが出来たので悪くはなかったが、決して良くもなかった。確かに疲労は隠せないものがあったことだろう ･ ･ ･しかし、条件は相手も同じである。辛いのはわかるが、そこを踏ん張れる精神力と闘争心が欲しかった。それがあれば1-0という結果ではなく、もっと得点は出来たはずである。疲れた時こそ1歩踏ん張ることの出来る選手に成長してもらいたい。
とにかく、これで2連勝。しかも、ここ最近の試合では必ず失点を許してしまう。だからこそ、守備陣には最後まで集中することを要求した。内容的には満足の出来る部分は多くなかったが、失点0という結果には自信を持っても良いことのように感じている。とにかく少しずつ良い方向に向かっていることは間違いない。今後の守備陣に期待したい。