1/12(日) 松木中サッカー部Aチーム(中学生男子)

report by 川辺

中学生の男子相手はこれで3度目である。相手の実力が未知の中での戦い・・・厳しい展開は予想されたものの、不用意なイージーミスからの失点は厳しいものがあった。しかし、失点のほとんどが自分達のウィークポイントをつかれたものだったので本人達も反省すべき点を具体的に理解することが出来た。相手が中2ということもあり身体能力の差をひしひしと感じはしたが、そのような相手に対し、どのようにカバーしていくのか?ということを強く学べた試合ではあった。
攻撃においては2対1という局面をいかに創っていくか?ということに集中させた。結果、決定的なシーンを演出できるものの最後のフィニッシュの精度に精細を欠き、無得点に終わってしまった。
しかし、1試合目から決定的なシーンを何度か演出し、得点に対する期待感を持たせてくれた第2戦。特に気になった2トップの孤立と中盤の数的優位を考え、FWを2枚から1枚に切り替え、中盤の数を増やした。これが当たったのか開始3分で祈願の男子相手の初得点!中盤での競り合いにも勝ち始め、ゲームを優位に進める時間帯が増えたものの、これまたイージーミスで失点・・・。しかし、練習試合である以上、イージーミスを数多くやるのは、とても勉強になったと思う。その後、2点目となる流れるようなパスワークからの得点は大変貴重なものだった。自分達よりも身体能力で勝る相手に、どうやれば渡り合えるのか肌で感じることが出来たと思う。
結果的に試合には負けてしまったが先日のジュスティ世田谷戦に引き続き、意味のあるもので終わることが出来た。この2日間での選手達の精神的な成長は大きく評価でき、大変たくましくなったように私には映った。このような意味のある、そして、内容のある敗戦が選手達を大きく成長させるのだと改めて感じた。

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