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reported by 井山 夏美
キディcup準決勝。優勝候補とも言われたあるチームと対戦する事を心待ちにしていたが今日の対戦相手がそのチームに勝ち、準決勝はFCチャリオットとの対戦となった。
相手は11人制サッカーの東京都Mリーグにも所属していて、昨年は世田谷ママリーグの第1節に対戦し、その時はスフィーダが4ー0と快勝したが リーグが進み終盤戦で拝見したチャリオットはサッカースタイルが変わり、強いと素直に思った。
相手は私達が苦手な浮き球を多く利用すると共に、ボランチの選手のテクニックが加わる。メンバーに初心者がいなくて試合を拝見した時、準決勝は難しい試合になる事が予測出来た。練習で苦手な浮き球とセカンドボールに対する意識を高めるようにトレーニングし試合に望んだ。
前半は予測通り浮き球の弾き合いになりピンボールのような試合展開となった。セカンドボールを取りこぼすとボランチの選手による弾丸シュートが放たれて何度か失点の危機を迎える。スフィーダもFWのドリブル突破やSHのセンタリングなどでゴール前へ迫るが相手GKの好セーブにより決まらず0ー0で折り返した。
パスを繋ごうとしてもアプローチが早く2本目以上が繋がらない。全体にプレーエリアが狭い事で更に相手のアプローチにかかりやすくなっていた。SHの攻守の切り替えを早くしプレーエリアを広げる事を伝え、突破力のあるCBの若手をSHに配置し後半がスタートした。
相手のキープレーヤーに2人掛かりで奪いに行き徐々にスフィーダもゴールに迫る回数が増える。五分五分の戦いであったが後半10分相手に与えたFKをボランチのキープレーヤーに決められ失点。残り10分は前への姿勢が増しスフィーダも攻め続けるが、受け手も出しても焦りからか前に早くなりオフサイドが多くなる。それでも決定期は2回ほど迎えたが決まらず0ー1で敗戦となった。
決定期の数で言えばスフィーダが上回っていましたが、決める時に決められる相手の方が一枚上手でした。前半は浮き球に振り回され相手に合わせたサッカーになってしまった所もありました。久々の敗戦となりましたが今日の敗戦で、まだまだアプローチの早い相手ではパスが繋がらない事に気付く事が出来ました。W優勝の目標は達成出来ませんでしたが、この悔しさをバネに強くなりましょう。