12/14(日) 武蔵野ステラ ○4-1(2-1、2-0)

reported by 井山 夏美

世田谷mamaリーグ最終節。雨で流れに流れてようやくこの日を迎えた。上位争いは最後まで接戦で優勝を争うチームとは勝ち点1の差で私達が下であったが、得失点差では上回っていたため引き分け以上で優勝となる。負けは許されない状況には変わりがないが、本来最終節が行われるはずであった日程が約1ヶ月後にまで伸びてしまった事でチーム内では少し緊張感が薄れた雰囲気が漂っていた。最終節であり優勝がかかった試合だからと特別視するのではなく、今までも1試合1試合本気で挑んで来たので、今日の試合もいつも通り戦う事を話し合った。

試合のテーマは課題である同じサイドでのパスワークを繰り返さないようにサイドチェンジで相手を動かし、相手の裏(背後のスペース)を取り攻撃の糸口を掴む事を目標にした。又、世田谷mamaリーグではゴール前での沢山の決定期を作り出すものの得点に結びつかない場面が多かったため練習ではシュート練習や1対1を毎回行い、相手の思考の裏をつく駆け引きの練習を重ね引き分けではなく勝って優勝する事を目標に試合へ望んだ。

最終節の相手は『むさしのステラ』。星取り表を見ると敗戦であってもほとんどの試合で得点を挙げていてFWにテクニックがあるキープレーヤーがいる事を把握していた。
この選手を注意すると共に出だし5分以内の先制点を目標にした所、相手ゴール近くでパスカットしたボランチが、前半開始30秒で先制点を挙げる。
その後は相手の浮き球によって先に触る事が出来ても上手く処理する事が出来ずパスワークがずれる。ボール支配率はスフィーダが上だが前半のほとんどを浮き球とパスミスに苦しめられゲーム自体がアウトオブプレーになる事が多かった。スフィーダは前半18分、左SHからのパスをFWが決め追加点を挙げるが、1分後の19分にクリアミスしたボールを奪われバックラインが上がっていたためロングシュートにより失点。前半は2ー1で折り返す。

アウトオブプレーが多く相手ゴールキックやスローインなど浮き球から始まるプレーに弱いため、思ったようにパスが回らない。浮き球の処理はこの場で直ぐに修正出来る事ではないがセカンドボールや周りのサポートでカバーすると共に相手に蹴らせないようにする事が一番だと感じた。まだまだサイドチェンジが少なくて同じサイドでの狭いエリアでパスを回すため相手に寄られやすく奪われると浮き球になる。

後半もやはり相手の浮き球に苦しめられるが前半よりはパスが近くと遠くでメリハリが出て来てボールが動くようになる。ゴールに迫るプレーも何度もあったが引いて守る相手にシュートが打てず、追加点を挙げたのは後半17分、ゴール前で混戦となった所を左SHが押し込んで3点目。続いて19分に左SHからのパスを受けたボランチが落ち着いて決め4点目を決め試合終了。

世田谷mamaリーグの全ての試合が終わり目標であった3年振り3度目の優勝を果たす事が出来ました。去年の今頃、絶対優勝してみせると宣言した以来毎回のリーグ戦が良い緊張感でした。何よりスフィーダママさんは練習熱心な方が多く試合でも常に全力で、その姿に私も魅了された1年でした。
又、私がママ部を担当する以前のスフィーダ監督による長い練習の積み重ねがなかったらスムーズにスフィーダの基礎となる練習メニューを熟す事も難しかったように思います。
そして毎試合応援に駆け付けて下さり、時には審判もやって頂いた旦那様や朝一の試合でも着いて来てくれたキッズ達など色々な方に感謝します。
改めて優勝おめでとうございます!

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