6/15(日) マーマレーズ ○3-1(1-1、2-0)

ママリーグ第2節の相手はFCマーマレーズ。前回の開幕戦では4点を取り白星スタートを切る事が出来たが、開幕戦の相手は1人足りない7人であった。今回は同じ条件での戦いであり前回のイメージからの過信が少し不安であった。

試合毎に出る課題を修正するために練習ではパス&コントロールに加え、パス&ゴーのトレーニングにより1度パスして終わってしまう癖を改善したいと思った。また前線にパスを入れるタイミングが早くFWが無理な体勢でパスを受ける事が多いのも課題であるため、横パスから縦パスを入れるタイミングも意識してトレーニングして来た。

試合は開始40秒で決定期が訪れる。右サイドからゴール前を横切るスルーパスに左SHが抜け出しGKとの1対1。GKをうまくかわし先制点!!…と思いきやGKが先に反応しボールに向かっていた後にシュートを打ったと見なされ幻のゴールとなった。これはママリーグ特有のルールでGKがボールを取りに行く体勢に入ったらむやみにボールへ向かってはいけないものであり、11人制よりも固くGKは守られている。

逆に前半2分、中盤でパスを繋がれフリーになっていた選手にペナルティーエリア付近からロングシュートを打たれ失点。完全にアプローチの遅れからドフリーにさせてしまっていた。その後は中盤からSHへ繋ぐパターンで何度もシュートまで行きペースはスフィーダが握るが決められず19分まで0-1だった。しかし前半終了1分前CBが怒涛のドリブルで中央突破し同点打を決めなんとか1-1で前半を終える事が出来た。

グラウンドが狭い分スペースがなく足元ばかりのパスワークになりやすいが、タッチ数も多いためDFに読まれやすく前に指摘された攻撃スピードが遅い要因にもなっている。特にDFと中盤のタッチ数を減らす事を指示して後半に望んだ。

後半は練習で1番多くやって来たゴールに背を向けている選手と攻撃方向を向いている選手の使い分けが少しずつではあるが意識出来ていたように思う。1度中盤に当て(ゴールに背を向けている選手)ダイレクトで前を向いている選手に繋ぐ。ここまでは練習通りだがこのプレーに対する3人目の動き(オーバーラップ等)がまだないため攻撃の幅が広がらずにいた。しかしこの意識が付いただけでも縦に急ぎ過ぎていた癖が少し取れてダイレクトパスから受け手に余裕が生まれ、後半26分ミドルゾーンで3人が絡む綺麗なダイレクトパスから逆転打。得点したのはDFの選手でアシストをしたのもDFの選手であった。ママリーグではグラウンドが狭い分止まってパスを受けるとすぐに相手DFに寄られ囲まれてしまう。ポジションは決められているがこの点のように後方からのオーバーラップがポイントなのではないかと感じた。

2-1になり選手交代を繰り返し行い全員で試合に望んだ。お互いにパスで繋ぐチームで攻防が地上戦で出来たのでその分助かった所はあるが、身体の当たりやキープ力などのフィジカル面では相手の方が遥かに強く身体を張っていたように思う。2点目以降中盤での攻防が続き、お互いの攻撃に慣れてしまったのかシュートも3本と前半の勢いはなくなってしまったが、前半は個人技の印象が強かったので、練習が活かされているという点では後半は内容が詰まっていた。そして後半33分CKのチャンスをしっかり決め追加点!3-1で試合終了。

今日は前半のうちに同点に追い付けた事が気持ち的にも大きかったと思います。同点弾はCBのドリブル突破によるものでしたが、これは武器でありこの武器に頼るのではなく活かすために回りの選手はパスを受ける準備、又はおとりの動きなどで動きを止めない事が必要だったと思います。(迫力が有りすぎてみなさん見てました…。)後半はゴールに迫る回数は減ったものの確実に繋ごうとする意識と逆サイドへの展開が出来、縦に急ぎ過ぎていた前とは違いFWや前線の状況を見れる選手が出て来たので練習の成果が出ていると思います。しかし監督にも言われた通り、どのタイミングで回りのサポートが前へ走り出すかなど攻撃に移る意識がまだ統一されていないため、なかなか攻撃スピードがあがらずゴールに近付けないと言う事と、1度のプレーで終らないと言う課題では攻撃面でしか指摘していませんでしたが、今日の失点の様に守備面でもアプローチを2度追いする位の意識が付く事を次の試合の課題にして行きたいと思います。

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