11/2(日) 城山レディース・若林レディース

report by 川辺

世田谷ママさんサッカーリーグ第二期の開幕戦は一期で苦戦を強いられた2チームとの対戦で始まった。第一期では長いリーグ戦を優勝という最高の結果で終えることが出来たが、今期からは女王として君臨することで立場は真に追われる形になった。
第一期が終わってから数多い練習の場は設けてきたが、ママさんという立場上どうしても練習への参加率は低い。練習を行っていなかった事情から不安な立ち上がりになってしまったが、1戦目の城山戦で1得点を挙げることがママさん達の不安を払拭したように感じた。前半から息の上がるママさん達ではあったが後半に入り、一気に4得点。左サイドを中心とした攻撃からサイドを崩すシーンが多く、個性豊かな攻撃力と多彩なパスワークで相手を翻弄することが出来た。この城山戦を制することが出来たことは非常に大きなことになった。
2試合目の若林は宿敵?とも言うべき相手。何故なら第一期では1度も勝つことが出来なかった相手である。不安と期待を胸に秘め、1試合の流れを継続することが最大のポイントであった。開始から押し込み一気に相手を畳み掛けに行った結果、右サイドからのセンターリングに相手が思わずハンド(若林出身の現スフィーダ姉部の選手の母)。PKを得る。これをきっちりと決めることが出来、先制点を挙げる。その後、マナママのインステップボレーが決まり、華麗な追加点を得る。しかし、その直後にゴール前の混戦から1点を許してしまい2-1という状況で前半を終える。
後半は相手の勢いが増すことを予想していたが、相手が流れに乗る前にこちらが猛攻を仕掛け、一気に3点を追加した。そして、試合終了。宿敵?若林をリーグ戦で初めて下した。
今回の2試合では中盤でのキープレーヤーでもある林さんのゲームメイク能力が光り、左サイドを積極的に崩した吉野さんの存在が大きかった。そして、第一期で総合1得点しか出来なかった稲田さんがこの2試合で3得点、武内さんに関しても基礎技術の向上が見られて素晴らしいパフォーマンスを見せてくれた。やはり、いつになっても日々の努力は裏切らない・・・ということを証明してくれた。更にこの日から参加した篠崎さんの強引さは力強さには目を見張るものがあった。娘より良いのか(笑)?
開幕2戦を2連勝で飾ることが出来たことは非常に評価できる結果である。今までリーグ戦では1度も勝てなかった若林にも勝てたし、素晴らしい内容のサッカーを見ることが出来、非常に充実した時間を過ごすことができた1日だった。これからも更なる発展を期待している!

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