5/11(日) クイーンズ・オレンジエンジェルス

report by 川辺

御殿場遠征2日目、3位トーナメントの1回戦は静岡のチームだった。還暦を迎えた選手がいたが、『ここまでできるものなのか!?』と驚かされた。還暦を迎えてもあれだけできるのであれば、スフィーダの若いママさんならもっと出来るはず。いや、それよりもあと20年近くサッカーをできるということである。
試合は前半より押し込まれる時間帯が多く、ピンチというピンチはないもののキックが飛ばないだけにフルコートのグラウンドではなかなか攻め込めない。微妙な時間が続く中、あっという間に試合終了。トーナメント戦なのでP.K合戦に入る。どうなるかと思いきや、実はママさん達は確実なシュートをことごとく決めていく。そして、GKの動きも冴え渡り、相手キッカーにプレッシャーをかけ、援護射撃をする。驚く位正確なキック、そして、GKの気迫あるプレー・・・これらの要素が加わり、遠征初の勝利を手にする。実に感動的な瞬間だった。
2戦目、相手は2名の抜けた技術を持っている選手がいた。高校生?大学生?という疑惑が出て問題が発生した。私は試合に遅れて到着したために見ていなかったが『証明書を後日でも良いから提示しなさい』と試合前から詰め寄ったママさんがいたようだ。これもママさんの強さなのか??しかし、大会本部的には『本人の言葉を信じるしかない』とのことで試合が開始された。どうやら、それが逆にママさん達の闘争心を駆り立てたようだ。相手の格となる2名の選手にも身体でぶつかり、何とか局面局面を凌いでいた。前半は折り返すものの、後半開始直後にアーリークロスからゴール前に飛び込んだ選手に身体で押し込まれ失点を許す。
この後も攻め入るものの、得点は奪えず初の敗戦で終わってしまう。ママさん達の闘争心には素晴らしいものを感じたが、随分と後味の悪い試合になってしまった。

『最後に』
今回の遠征では世田谷ママさんリーグやMリーグ所属のチームからも数多い参加をして頂き、何とか大会に参加することができました。今回のように協力して1つの大会に出場するということは初の試みでしたが、これを機会に様々なママさん達と交流を持ち、楽しくサッカーをすることができれば良いと思っています。ママさんサッカーの更なる発展を願っています。また来年も出場する予定ですので、来年はリベンジの意味もこめて頑張りましょう!
今大会は本当にお疲れ様でした。家事に影響が出ている方も多いかと思いますが、これに懲りずにまた楽しくサッカーをしましょうね!

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