●0-1(0-1/0-0)
志半ばで関東1部への挑戦が終わりました。1回戦と比べて、ボールを奪う・ゴールを狙うというチームで一番大事にしているプレーの優先順位や連動性が継続できず、受け身になってしまった時間帯のロングスローをきっかけにゴール前の事故が生まれました。
今日のゲームは相手のCKとゴール前の混戦でGKの好プレーが光りました。前半序盤から流れを掴んだ25分間、後半のラスト15分間はそれに報いるべきチャンスが多かっただけに悔いが残る敗戦です。
試合は全体的に、攻守において技術や能力で勝る部分はありました。しかし試合の中盤はそれを有効に発揮できる距離感が崩れ、修正に時間も掛かりました。特に前半25分以降は自ら流れを失い、相手を自陣に引き込んでしまう対応がスコアに影響しました。
後半は改めてチームの方向性を修正して臨みましたが、余裕を持ってしまった相手の流れを再び取り戻す難しさ、これ以上失点したくない気持ちが先行し後方の選手にダイナミックさが表れないことから攻撃的な選手の投入で勝機を伺います。交代選手達のハードワークが功を奏しラスト15分間の決定機をいくつか作りましたが、枠に納めることはできずタイムアップに。
技術や能力だけでは勝てないのがサッカーだと学ぶことになりましたが、選手達には自信に持つべきことの整理と基準に甘さがあることを自覚し次に向かってほしいと思います。参入戦は敗退しましたが、この後は関東2部の公式決定を待つことになります。その場合は一年掛けて1部参入を果たすことが目標となるため、今日の敗戦はスタートとなります。自分でゴールを狙うプレーや判断の徹底、10回訪れたチャンスを10回とも決める技術の追求といった努力が個人にもチームにも表れれば変われるものと期待したいと思います。
この大会を勝ち抜くために年末から取り組んできましたが、ひとつの弱さが勝敗を分けてしまいました。その気付きに向き合うことから次に向かいたいと思います。保護者の皆様には本日もたくさんの応援とサポートを頂き、誠にありがとうございました。ポテンシャルの高いチームですが目標を掴むには足りていませんでした。これから選手達が成長し目標を掴むことができる選手・チームになれるよう、引き続き応援の程よろしくお願いいたします。ありがとうございました。
山田 岳暁