〇5-0(4-0/1-0) 尾崎、青木、石浦、青木、青木
3週間振りとなる関東U-18女子サッカーリーグ第3節は栃木県の強豪高校である宇都宮文星女子高等学校との一戦となりました。十年以上前に対戦経験があるものの、近年の対戦はなく、システムや戦術など何もわからない中での試合となりました。しかし、今後もこうしたゲームは度々訪れますし、試合の中で相手を読み解き対応していく訓練になるのでポジティブに捉え対戦を迎えました。
相手は非常にアグレッシブなプレッシングを駆使し、コレクティブに戦う意思も読み取れる非常に優れたチームでした。相手の圧力も高い中、開始早々に先制点を奪うことが出来、ゲームを優位に進めることが出来るようになったことが勝因であり、実力差以上の点差がついた要因だと理解しています。勿論、我々の優れたシーンも多々あり、相手の自由を奪い、主導的にボールを動かしながら崩し切れるシーンもありましたし、トレーンングの成果を感じられる要素が多々ありました。日々選手達に植え付けているコンセプトは確かな血肉となり、チームを強化してくれています。
勝負は常に紙一重であり、上手く行く瞬間、上手く行かない瞬間はほんの些細な部分に委ねられることがあります。そうした際の部分をチームで感じながら乗り越え、チームとしての経験値を高めてく作業が必要になります。今は多くのチームと対戦する中で対戦相手に応じた対応を行う共に、その中で自分達の強みを発揮できる構造を磨き上げていく段階に入っています。今節も難しいゲームでしたが、確かな手応えと共に、一変した後半の課題を成果と捉え、次の闘いに備えていきたいと思っています。
たくさんの応援誠にありがとうございました。毎週訪れる試合で良質な課題を抽出し、一歩ずつでも着実にチームとしての成熟度を高めていきたいと思っております。引き続き応援のほど宜しくお願い申し上げます。
川邊 健一